守ってダーリン!
「里佳ちゃん、じゃあ・・・市谷さんのことよろしくね」

「うん。どうもありがとう。龍平くんも、岡本さんも」

ウェディングパーティは、大盛り上がりのまま、なぜか突然の指名を受けた吉人さんの締めの言葉で、無事に終了することができた。

直くんは案の定酔いつぶれてしまい、龍平くんと岡本さんが、ホテルの部屋まで一緒に運んできてくれた。

「つぶれた市谷さん見るなんて、多分二度と出来ないだろーなー。

里佳ちゃん、顔に落書きでもしときなよ」

直くんの顔を覗き込み、嬉しそうに話す龍平くん。

そんな彼の提案に、私はふふっと笑顔で答える。

「そうだなー・・・。おもしろそうだけど・・・やめとく」

「まあ、甘い夜は期待できなそうだけどね。

無抵抗な市谷さんは貴重だから。里佳ちゃんの好きにしちゃえばいいよ」

龍平くんはそう言って私ににやっと笑いかけると、「三次会行くぞ!」と言って岡本さんの肩をがっしりつかむ。

「え!?まだ飲むんですか!?」

「飲むよー。それに、おまえにもいろいろ聞かないと」

岡本さんは、あれからずっと千穂ちゃんと二人で話をしていた。

きっとこれから、龍平くんの質問攻めにあうのだろう。
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