守ってダーリン!
「そういえば。帰るときに、登美さんに何か言われてただろ。」

「あ・・・。はい。」

「また、余計なこと話してた?」

「ふふっ、そんなことないですよ。いいことですけど・・・内緒にしておきます。」

「・・・気になるな。」

腑に落ちないようにぼそっと呟く。

「市谷さんは?勝彦さんと何話してたんですか?」

私もついでに質問返し。

「え?ああ、息子さんが剣道やってるんだけど、県大会で優勝したって言うから。

そのときの写真見せてもらってた。

オレも、ずっと剣道やってたから。」

「へえ・・・そうなんですか・・・。」


(市谷さんが剣道かあ・・・絶対に、かっこいい・・・。)


彼の凛としたはかま姿を想像して、私はドキドキと胸を鳴らす。

頬が熱くなったのを感じると、妄想しすぎたかな・・・と、そんな自分が心配になる。


(・・・なんだか、頭もグルグルする。)


ドキドキも、頬が熱いのも、妄想のせいだけではないらしい。


(・・・やっぱり、飲みすぎたかな。)



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