守ってダーリン!
「すみません・・・。コンビニで、お茶買っていってもいいですか?」

前方にお店の明るい光を見つけた私は、市谷さんを見上げて言う。

「ああ。いいけど。・・・大丈夫か?飲みすぎた?」

「そうですね・・・。ちょっと、飲みすぎたかもしれないです。

楽しくて、つい。」

話しながらコンビニに入ると、私はまっすぐにドリンクコーナーへと歩いて行った。

ペットボトルの並んだ冷蔵庫の前で、どれにしようか悩んでいると。

「里佳さん。」

名前を呼ばれ、市谷さんに顔を向ける。

「・・・本当に顔真っ赤だな。大丈夫?」

覗き込むように見つめると、市谷さんは、大きな手で私の頬にやさしく触れた。


(!!)


心臓が、音を立てて跳ね上がる。

「あ・・・わ、私、買ってきます!」

あんなに迷っていたお茶を、適当に選んでそのままレジに走り込む。

その間も、至近距離で見た、彼の顔を思い出す。


(市谷さんが、あんなことするなんて・・・。)


レジを待つ間も、ドキドキと、心臓の音は鳴りやまない。

店員さんから品物を受け取ると、私はそのまま出口に向かう。
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