元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~
しかし墓場で話すわけにはいかない。
迷った末、僕は妹さんをある場所へと連れて行った。
ボスから受け取った、謎の地図だ。
地図を見ながら、僕は妹さんと一緒に向かう。
着いたのは、古びたバー。
扉にはクローズと書かれた札が下げられていた。
鍵をボスから受け取っていたので、中へ入る。
西部劇に出てきそうな店内のバーだ。
僕は一目で気に入った。
ふとカウンターの上に、メニューが置かれていた。
興味本位でメニューを見た僕は、ピタッと行動が止まった。
メニューの上には、バーの名前が書かれていたのだ。
【バー シュガー】
シュガー・・・普通の人は砂糖を思い浮かべるだろう。
しかし、僕は知っていた。
シュガー・・・佐藤さんのコードネーム。
つまりここは、
佐藤さんの経営するバー・・・?
メニューの隣には、小さな赤い封筒が置かれていた。
赤い封筒・・・ブラックキャットで使われる封筒だ。