元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~








あたしにいずれ大好きだと言うはずだった妹。

それなのに・・・。

成長した妹は、あたしより美しくなっていた。

・・・憎くて仕方なかった。




妹に言われた言葉が憎くて、あたしは学校へ行った。

いずれ妹を超える大女優かモデルになってやる。

あたしは勉強もスポーツも誰よりも頑張った。

努力を惜しまなかった。




「なんか最近、清美ちゃん変わったよね」

「確かに」



彼氏や親友に言われた。



成績は学年トップ。

スポーツは表彰されてばかり。

それなのに・・・何故いけないの?



「前の清美ちゃんはそんなに頑張っていなかったのに。
最近妹さんに負けないよう頑張っているでしょ?
清美ちゃんは妹さんとは違うんだから、そんなに努力しなくても良いよ」



妹とは違う?

あたしより妹が可愛いって言うの?

美しいって言うの?



「・・・あんた、妹の味方だったのね」

「な、何言ってんの?
アタシは清美ちゃんの味方だよ?」

「じゃあ聞くけど、あたしと妹、どっちが可愛い?美しい?」









< 242 / 283 >

この作品をシェア

pagetop