電波ジャック~ハロー・ラバー~
何個かあるレバートリーの中から、今夜はメインを豚のしょうが焼きに決めた。
「…材料は買ったし、米も買った。姉貴のコーヒーも買ったし……あとはチョコか」
女王陛下がご所望のチョコは、カカオ60%以上のビターチョコ。
俺は菓子売り場の棚へと、カートを押した。
最早常連の俺は、迷うことなくチョコ売り場を目指す。
……まぁ、通り道にあった安売りのスルメを、俺用に篭へ入れたりはしたけど……。
「えっと……何とかっていうメーカーなんだよな」
目印は、クラシックな雰囲気の黒い箱。そこに商品名が光沢のある赤で書いてある……んだっけ。
記憶を辿りながら、俺は最後の角を曲が――――ろうとした。
ふわり……
ふいに鼻をくすぐる良い匂い。
食いモンじゃない。
でも蜜柑みたいな匂いで……あぁ、アレ。シトラスって言うんだっけ。
クン……と鼻を犬みたいにすると、匂いがくる。
(チョコ売り場から……?)
俺は匂いの元に首をかしげながら、売り場に足を進めた。
(うわっ………)
「…材料は買ったし、米も買った。姉貴のコーヒーも買ったし……あとはチョコか」
女王陛下がご所望のチョコは、カカオ60%以上のビターチョコ。
俺は菓子売り場の棚へと、カートを押した。
最早常連の俺は、迷うことなくチョコ売り場を目指す。
……まぁ、通り道にあった安売りのスルメを、俺用に篭へ入れたりはしたけど……。
「えっと……何とかっていうメーカーなんだよな」
目印は、クラシックな雰囲気の黒い箱。そこに商品名が光沢のある赤で書いてある……んだっけ。
記憶を辿りながら、俺は最後の角を曲が――――ろうとした。
ふわり……
ふいに鼻をくすぐる良い匂い。
食いモンじゃない。
でも蜜柑みたいな匂いで……あぁ、アレ。シトラスって言うんだっけ。
クン……と鼻を犬みたいにすると、匂いがくる。
(チョコ売り場から……?)
俺は匂いの元に首をかしげながら、売り場に足を進めた。
(うわっ………)