【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


「いったい何事かと思われないですかね」


「普通じゃない?」


「一見して普通じゃないかと」


「結衣…あははは」


三浦さんの計らいで少し距離のあるコンビニへと来た。



何か欲しいものがあるわけじゃないから問題だ


三浦さんと顔を見合わせて笑いを我慢しながら店内へ入ると


「結衣、限定品ってこれ?」


由香里さんが嬉しそうな声を出し


その棚の前に隼も響さんも集まり角田さんの持った籠の中へ次々入れる。


角田さんが籠を持っているだけでも可笑しいのに


「栗だってよ」


「マロンパイはどうだ」


そんな会話に身体が震える。


いかにもな三浦さんと角田さんに最初は焦りの表情だった店員さんも


会話を聞いて安心したのか落ちついた表情へと変わって行った。






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