【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


思わず視線が合った遠山さんに目で訴えると笑いながら来てくれて


「結衣姐さんどうしました」


「遠山さん、私は説明が下手みたいでみなさんに伝わらないんです」


私が状況を説明すると遠山さんはクスクスと笑い


「結衣姐さんは見たまんまのお人。極道に咲く真っ白い花だ。近藤組長の言葉だったな」


それで通じたのか何なのかみんなは大きく頷いていたけど


優しい遠山さんを見ながら私が微笑むとまた視線が私に集中。


「え?何?」


慌ててキョロキョロすると


裕美姐さんが「遠山さん言うんですね」


「はい。目上の方ですから」


答えると裕美姐さんは笑いながら


私にも目上の人よって吹き出し


「すみません。でもこれは私なりの仁義なんです」


「仁義?」


言っていいのかどうか困っていると遠山さんが頷いたから


大丈夫そうだ。




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