【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


すかし橋という朱い橋を渡っていく。


「ちょっと怖いわね」


「足元気を付けて下さいね」


声をかけながら渡りきると海に突き出しているため


その景色は見事だ。



まわりの小島も見え


「いいところね」


そんな言葉をかけながらもこの穏やかな海があの震災で大津波を起こしたんだとまた頭の中に浮かびここでも静かに目を閉じた。


「こじんまりとしていていいですね」


そんな声のあと


「結衣さんみたいだ」


「え?こじんまりですか? それちっさいって意味ですか?」


私が笑いだせば


横から厳ちゃんと遠山さんが


「思ってません思ってません」と笑いだす。


「今回は一度も言えないかと思ってましたよ」


そんな呟きには笑うしかない。


あはははは






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