【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


この行動すら今までにはない。


兄弟とはいえ北の島だ。


だけど4人で笑いながら炉端の店へ向かい


大きなしゃもじに乗せられて出される料理にはしゃぎまくり。


「結衣なら乗れそうね」


「さすがに無理ですよ」


「乗ったら怖いから」


あはははは



こんがり焼けた銀鱈の仙台味噌付け焼きも脂がのって美味しいし


金華サバも何て美味しいんだろう


馬刺しも美味しい美味しいと私たちは食べ続ける。


「いやぁ…こんなに良く召し上がるお2人は初めてみやした」


「お2人は外へ出ると行く先々でお召し上がりになりやすよ」


三浦さんは、私と由香里さんの行動を良く見ていた。


「西と南もありますからね。胃腸を大事になさってくだせぇよ」


「あ…。」


一瞬箸を止めた私が大丈夫だとまた動かし始めると


「どうした?」


「洋服の心配したけど、レギンスはみんなゴムだしあとワンピースとかだから太っても平気だなって」


「やば…。」


「ママ…いざとなったら着物あるから」


「そ…そうよね」


由香里さんもまた箸を動かし始めた。




さすがにもう入らない


完全なる満腹状態で苦しいと言いながらホテルへ戻った。






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