【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
ホテルでチェックインを済ませると
わたしと由香里さんはまた着物に着替えた。
「帯は緩めにしておこうね」
「そうですよね」
食べる気満々でした準備というところだ。
それからタクシーに乗り近藤組へ向かうと
門の前で八重さんも小百合さんもそしてお父さんも奥野さんも待っていてくれて
降りればすぐに
「待ちくだびれとった」
「すみません」
「夕べから立ってまっとんやで」
「またー」
あははは
家の中へ上がり廊下を歩けば
「由香里ちゃん、ここが結衣ちゃんが日本刀振り回したとこやで」
「八重さん!」
「なんかあたしだけやんちゃみたいに言われてるけど、八重さんも小百合さんも拳銃もってたんだよ」
「結衣!こらっ…あーー恐ろしい」
由香里さんに悲鳴にみんなで大笑いだ。
そんな事で大笑いする私もちょっと感覚が極道よりになってきた?なんて思ったけれど極道なんだからそれでいいのか?
いや、私は極道じゃなくて極道の妻だよな。
え?どっち?
三浦さんに聞こうと思って顔を見ると
「結衣さん…結衣さんからの相談事はあっし1人ではお答えしかねると思いやす。察しもつかねぇんでごぜえやすよ」
申し訳なさそうに先に言われてしまったから
「あ・・・いいのいいの。何でもない」
そんなに真剣に聞かれたら困る。
「結衣さんはそんな事もわからないんでごぜぇやすか」
そう言われたらもっと困るから心の中にしまうことにした。