【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


お茶を飲みながら北の話しを聞かせるとみんなにこにこしながら聞いてくれて


炉端に行った話しには大笑いをしていた。



近藤組も笑顔がいっぱいで笑い声もいっぱい。


西も平和で何よりだ。



「ほなそろそろ行こか」



八重さんの言葉でみんな立ち上がり


タクシーに乗り秋祭りの会場へと向かった。



うわぁすっごい屋台が一杯出てる。


今にも走り出しそうな私をすぐに三浦さんが


「結衣さん」


言葉で制止した。


「人が多いですからね。離れないでくだせぇよ」


「子どもじゃないんだから大丈夫ですよ」


「子ども以上に大変です」


「はぁ?」


「三浦、結衣に縄つけとく?」


由香里さんの言葉にも


ひどいっって抗議した。



だけど綿あめとか、いか焼きとか 


目にうつるものがあまりに魅力的過ぎてきょろきょろしてしまい


「結衣ちゃん、後で買ってあげるからもうちょっと我慢してな」


お父さんにまで言われた。



「いや我慢してるとかじゃなくて、楽しいじゃないですか」


「そやな。楽しいな」


頭をポンポンと叩いて笑うから


「もう また子ども扱いして」


「そうか?子ども扱いしたか?」


お父さんは言ってませんって顔でどんどん歩いた。




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