【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
食べ終わりを見届けると
「大丈夫か?」
「うん」
「良かった」
「隼、そんなことずっとやってたら疲れるよ?」
「平気だ」
いや、私が疲れるんだって…。
だけど心配なんだろうなって思うから黙ってた。
私も初めての事だけど隼にとっても同じ。
自分の事じゃないから余計にどうしたらいいのかわからないんだろう。
「食べたいもの浮かんだらメールするからね」
そういうととっても嬉しそうな顔をして
「帰ってきてからでいいものだからね」
慌てて付け加えると早く食べたいものは三浦さんに頼めって笑ってた。
一応言っておかないと心配で仕方ない。
ご飯食べてきてと隼を食堂へ向かわせると私はまたベッドへゴロンと横になった。
ちゃんとゼリーの器を持っていってくれた隼。
そんなことも幸せに感じる。
ゴロンと横になると具合が悪くない時は物凄く暇に感じる。
病人なわけじゃない。
起き上がると部屋を出て庭を散歩することにした。