【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
玄関を出ると
「結衣さん大丈夫ですかい」
すぐに桐生さんに声をかけられ
「トマトゼリー食べられました」
「それは良かった。おめでたいことですからね。頑張りましょうね」
「はい」
足元に気を付けてくだせぇよなんて言われて
笑っていると篠崎さんがコンビニの袋を提げて自転車置き場の方から戻ってきた。
「結衣さん、これ」
袋から手渡されたのはマウスウォッシュと子どもよう歯ブラシ
「姉貴が悪阻の時に歯磨きが出来ないって言ってたの思いだしてもしかしたらって…」
「すごーーいありがとう。まさに激戦を繰り広げてた」
「あぁじゃあよかった」
「お姉さん何を食べてた?」
ずっと一緒にいたわけじゃなく買い物で呼ばれただけだったからって笑いながらだったけど
電話で聞いておきやすって言ってくれて
それがものすごーーく心強く感じた。