【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


仙台から福岡までの話しをして、あれだけ食べたあとで良かったって大笑いして


悪阻かどうか判断すら出来なかった。


だって由香里さんと症状が同じだったってもうみんなで声を出して笑った。



「あぁ結衣さん、元気そうだ」


三浦さんの声が聞こえた。


「三浦さん。ほらマウスウォッシュ買ってきてくれたの」


「良かったですね」


「もうすごすぎるって感じですよ」


「本当におめでとうごぜぇやす。おとなしくお過ごしくだせぇよ」


「ありがとうございます。十分気を付けて過ごします」


三浦さんの表情もとってもやわらかくて


それがとっても私には心地いい。



組員さんたちもみんなとっても優しい顔をして


それにも安心感をもらった。


そんな穏やかな気持ちの私の横を三浦さんが自転車置き場の方へ歩いて行き


「念の為です」


もどってきて開いた手にあるのは私の自転車の鍵


「ちょっ…もうひどい」


あはははは


「ボスたちのとこは「それ隼に言われた」


「でしょうね」


「コンビニまで歩いていくのはダメだと思う?」


「体調が良くなったら若と相談してお決めくだせぇ」


「はい」


「鬼平は6巻までお持ちでしたよね?」


「続きお願いしてもいいですか?」


「お安い御用ですよ。あっしも2巻読み終わりやした」


あはははは




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