【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん



ソファーに座ると五郎ちゃんへお礼の電話をかけることにした。


五郎ちゃんは赤ちゃんが出来たことをとっても喜んでくれて


あれだけ食べてたから悪阻で少々食べられなくても平気だって豪快に笑うから、


そうだよねって私も笑ってしまう。


生まれる前から知ってるんだぞ


きっと五郎ちゃんって呼ぶ子になるなとか


子どもは六兵衛にしようとかそんな事ばかり言う。


亜由美さんの赤ちゃんもいるから福岡でも遊び相手がいるとか


すっごい気の早いことを言って


それでもってまだ生れぬ六兵衛と呼ばれるこの子と


何をして遊ぶかまで話してくれた。



「女の子だったらおまま事ですよ」


「うまいもんとよ」


「あははは。お父さんやるの?お母さん?」


「どっちでもできるばい」


「男の子だったら何するの?」


「そらヒーローごっこばい」


あはははは



もう笑い過ぎるほど笑った。


南のみなさんもとっても喜んで下さっているようで


四郎の姐さんが定着?ってもう涙が出るほど笑った。


六兵衛も今日のうちに伝えとくなんて言葉には


声が出なくなるほど笑った。



身体大事にせんといけんとよ。


誰よりも守ってやらなきゃいけんとよ


五郎ちゃんの言葉に


はいと返事をして電話を切った。




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