【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


隼が菫を可愛がってくれるのに何も不服はない。


感謝したいぐらいだしすごく嬉しい。


一日中一緒にいる私と違って帰宅してから菫が寝るまでの時間しかないのだから

存分に関わり合いたいんだと思う。



だけど「隼」


声をかけても「後でいいだろ」


そう言葉が返ってくる事が多くなった。


仕方ないか。

寝る前に聞くか。

そんな事を思う日が増え始めた。


私と隼が何も話さないわけではない。


だけどその内容は菫に関わることだけで、私が組の事を聞こうとすればそんな事はいいと聞く耳をもたない。


知らなくていいこと


隼の中ではその位置づけであるのならそれはそれで仕方ない。


だけどちゃんと内容を聞く前のさわりだけで聞かない。





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