【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん


私が乗った自転車のまわりでブレーキのチェックをしたり


足はちゃんとつくかとかスタンドあげられるかとか


いや、ちっさくても大人よって言いたくなるぐらい


みんなが真剣に選んでくれている。


ギアもあるからいいなんて話題で


コンビニまでノーギアで問題ないのにって1人口元が緩む。


全員のOKが出たところで私の自転車は決定した。




隼は真っ白の自転車に跨り


「俺はこれにする」


真っ白なボディーに黒でロゴの描かれた

クロスバイクという種類の自転車をポンと叩いた。


車輪のフレームの部分がグリーンで綺麗だ。


27インチと見ればわかるその大きさで


腹が立つほど余裕で足をつける。


「隼?隼も自転車欲しかったの?」


「あれば一緒に出かけられるだろ」


私の想像していたよりもっともっと外へ自転車で出かけられるようだから


そんな小さな嫉妬は瞬間で消えた。


これから冬になっていくというのが何とも残念だが


季節は巡るから問題がない。





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