【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
「結衣さん、ヘルメットはいいんですかい?」
「あぁそうだな。」
「結衣、ヘルメット」
「ちょ…」
私と由香里さんの笑いの意味がわかったようで
極道の方々から反撃とも思える仕返しをされた。
「結衣のは藤堂組って入れてもらう?」
肩を震わせながら小声でいう由香里さんに
「いらないから。一緒にいる人たちでまるわかりだから」
2人で顔を見合わせて吹き出した。
自転車を配達してもらう手配を三浦さんがしてくださり
次は由香里さんの着物を下見に行く。
その前に昼食を食べようということになり
何だかもったいないのに黒塗りの外車が3台。
どれに乗るべきか悩んでいると
「結衣、こっちだ。おいで」
隼に手招きされて嬉しくなって隼の車へと乗り込んだ。
由香里さんも響さんの車へと乗った。