【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん



だけどそうしながら私と隼は次に聞こえる言葉に震えそうになる身体を必死に抑えながらお互い聞き耳を立てた。



「おい、由香里。俺には?」


「え?食べたいの?」


由香里さんは丼ごと響さんの前へ置くから


隼と思いっきり吹き出した。



「ママ…あははは ママ…パパは食べさせて欲しいんだって」


「は?」


響さんはしぶしぶと自分で丼を持って親子丼を食べ始めた。


渡辺の親子丼は美味いんだよななんて響さんも好きなようで


一口じゃなくて次々に口に運びだした。


「ちょっと響返してよ。それ私の」


由香里さんが丼を取り返そうとすると


お箸にのせたご飯を由香里さんの口元へもっていく。


当然ながら由香里さんは口をあけてパクリ。



「パパ…すごい知能犯」


響さんはにやりと笑い器を由香里さんへ手渡した。


照れくさそうな由香里さんがかわいらしい。


「なんで出されると口開けちゃうんだろうね」


「食べたいからですよ」


あはははは






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