【完】甘い香りに誘われて4 極道の若頭×ちっちゃな姐さん
コンビニの前でまた並んで自転車を止め
久しぶりでキョロキョロしていると
こっちですよと三浦さんが季節限定品のある棚を教えてくれた。
「秋ってやっぱり栗ですね」
「こっちは芋ですよ」
2人で手にとって見比べていると植木さんがクスクスと笑い
「三浦、1年前にはこんな事想像もしてなかっただろ?」
「へい。まったく想像もしておりやせんでした」
2人の会話もとっても優しくて私はただただ笑顔で2人を見つめた。
選び抜いたマロンクッキーを籠へ入れアイスコーヒーを見に行くと
「結衣さん、ミルクと砂糖が入ったのはこっちですよ」
「あ…ほんとだ。」
「缶コーヒーだけは甘いのがお好きですよね」
「そうなの。不思議よね」
今まで飲んだことがない缶を選び再び籠の中へ。
コンビニスイーツを2つ入れたのは由香里さんへのお土産の品。