鬼上司と私のヒミツの関係
「ん、大丈夫」
とは言ってみたものの、頭がフワフワする。
自然と瞼が重くなってくる。
ヤバいなぁ、本格的に眠くなってきた。
藤原さんにもたれ掛かるようにピタリとひっついた。
さっきのビールが効いてきたのかも。
あー、飲み過ぎたらダメだって言われてたのになぁ……。
「森っち大丈夫?って超可愛いっ」
藤原さんは私の身体を抱きしめ頬ずりする。
「ふっ、藤原さん何してんすか!」
「肌もスベスベ~。ちゅーしちゃえ~」
「えっ!?藤原さん、酔ってるんですか?」
「酔ってませーん」
藤原さんは私の頬に熱いキスをお見舞いした。
それを見て、小野くんは慌てたような口ぶりになっている。
「ぁ、きょ……ちゃ、ん……?」
「ん、何?きよちゃん?誰と間違えてんの?違うよ、森っち。私は藤原だよ~。きよちゃんじゃないよ」
あれ?きょーちゃんじゃないの?
藤原さんか。
眠くて目を擦り、あくびをする。
一度、閉じてしまった瞼を開けるのは難しかった。