鬼上司と私のヒミツの関係
……ん、
ぼんやりとした意識の中、目を開けると見慣れた寝室の天井が視界に入った。
背中にはベッドの感触があり、それで自分が眠っていたということに気付く。
あれ?
どうして私は家に?
うーん、と唸りながらさっきまでの記憶を呼び戻す。
確か今日は飲み会で、藤原さんたちと飲んでいたはずなんだけど……。
イマイチ自分のおかれた状況が把握出来ず、何度も瞬きをしていると
――…ガチャ、
タイミングよく寝室のドアが開き、部屋着を着た響ちゃんの姿が。
お風呂に入った後なのか、髪の毛が少し濡れている。
ゆっくりと身体を起こしグシャグシャになってる髪の毛を手櫛で直してると、
「やっと目が覚めたか」
そう言って響ちゃんが近付いてきてベッドの脇に座った。