calling
「さっきの…上司なんだけど、
今から飲みに行くんだ。」

なんだか困っているような
俊輔さんの顔も素敵だった。

「悪いけど…。」

「私の方が…急に来たりして…。
…もう1回俊輔さんに逢いたくて
来ちゃっただけですから。」

私は、微笑んでいた気がする。
そしてもう、好きになっていた。

一目惚れなんて、するんだね。

背が高い俊輔さんに
包まれてるみたいな
温かさとドキドキが混ざってる。

ほんの数秒が、永遠みたい。

「…今週末は…?」

目を思わずパチクリしてしまう。
今週末…?

「もう予定埋まってる?」

質問されていることの
返答よりも、なんで…そんなこと
聞いてくるのかがわからなくて

…答えが出ない。
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