calling
こうやって誰かに愛されるって
とても苦しい。

でもやっぱりやめられなくなる。

大切にされてるって分かるから。

俊輔さんが…私を…
大事に扱ってくれてくれるから
私は溶きほぐされる。

温かくて柔らかい部分を
そんな風に愛でられたら
もっと好きになってしまう。

「ズルイ。俊輔さん…。」

俊輔さんに抱きしめられながら
私の発した言葉が届いた。

「亜妃がそんな表情見せるから。」

「…どんな顔…?」

目が合った瞬間、また俊輔さんに
ぎゅっと抱きしめられてしまう。

「…そういう表情だよ。
そういう目で俺を観るな。
…我慢できなくなる。」

とても、とても幸せで
思わず、笑ってしまう。

「大好き。」
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