SweetS Time ~君はマシュマロ~
「あっ」

マシュマロがフォンデュ鍋の上で、串から逃げて真っ逆さまに落ちる。ぽちゃんという音とともに飛び散るチョコレート。

「もう一樹!」

「ごめん。飛んだ?」

後ろからのぞき込むと理子に飛び散ったチョコレートがかかっていた。

「火傷平気か?」

「それは平気だけど、服が……」

よく見るとシフォンのブラウスから、素肌のうえにまで飛び散っている。

「この服、お気に入りだったのに……」

残念そうに呟く。

「脱いだほうがいい」

「え、でも」

「部屋の中、寒くないだろ?」

返事も待たずに理子の着ているパステルカラーのブラウスに手を伸ばし、ボタンを外していく。

「えっ、ちょっ……一樹?」

一樹のペースに振り回され、戸惑い、うろたえ恥じらう理子。頼んでもいないのにあっという間にブラウスは脱がされてしまい、ブラウスの下に着ていた白の薄いキャミ姿になってしまった。

「一樹、あのっ寒くないけどこれだと……」
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