学園ジュリエット


慌ててドアに近づいてドアノブを回すが回らない!


ど,どどどうして・・・

驚いていると,視界の端でなにかが動いた.


「ん?」


そちらに目を向けると,


「きゃぁあああああああああああああああっ!!!!?」



猿轡をされ,目隠しをされ,手足がぐるぐると丈夫そうな縄でくくられた大きな男の人が床に転がっていた.



「ええええ,なにこれ! 怖い! こわいよおおお!!」

ドアをばんばん叩いて助けを求るが,反応はない.


・・・.


もしかして,この人が星空高校の生徒?


よく見たら,星空高校の制服を来ている.


近づいて,とりあえず目隠しを外した.


「・・・」

「・・・」


目が合う.ばっちり合う.


「あのー」

「・・・」


とりあえず,コミュニケーション取るために猿轡もはずそう.












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