私の執事ちゃん!?執事様!?
「ちょっと斎木!
何でもっと早く
起こしてくれなかったのよ!」
「申し訳ございません」
…そして、なぜ私がこんなにも急いでいるのかというと…。
「転校初日から遅刻なんてあり得ない!
光井に飛ばしてもらわなきゃ」
光井さんというのは私の専属運転手。
私より年上で、
落ち着いた大人の雰囲気のある人。
ただ少し、女好きだけど。
「光井、飛ばしなさい。
何としてでも間に合うように!」
そう乗った瞬間言いつけた。
何とも朝からご迷惑な話だ。
だけど今はなりふり構っていられない!
初日から遅刻なんて、
有栖川として信じられない!
とにかく何が何でも
間に合わせてやるんだから!