エリート上司と甘い秘密~彼の正体は私の義弟!?~
「まあ、素敵」と一緒に喜んであげたいが、話が突然すぎるので事務的な心配をしてしまう。

「会社は?」

「とりあえず休職するけど、辞めちゃうかも~」

「12月まであと少ししかないじゃない! それに1~2か月ってことは、お正月はいないってこと?」

「うん」と首を縦に振り、うっとりする母、あやめ。

「うん」て、「うん」て、何さ。

今まで母娘2人で過ごしてきた正月を、ずいぶん軽く葬ってくれるじゃない。

ということは、クリスマスも正月も、いやそんなビッグイベントだけではなくて、つまり来月からこの家で、沃野君と2人の生活が始まるということか。

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