Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「まあ、精神的に色々と疲れていたんで」
かわすと思っていたのに、正直に返されて戸惑う。
「そうなんだ。
聞くよ?」
「うん、ま、聞いてもらうより、こっちの方が効きそう」
“きく”の音の繰り返しを頭で整理している内に、怜士は麗華を引き寄せた。
「ちょっ、待った」
「なに?」
抵抗に、やや不機嫌に聞き返す。
「ええと、そう。
今泉はなんの話と思ったの?」
「は?」
「この話だと思ったら、聞いてくれたんでしょ。
なんの話だと思って、避けたの?」