Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


怜士は笑い止んで、目元を緩めて柔らかく見つめた。 


「ありがと。
 でも、もうそういうこと、しないで」
「うん。
 わかってる」


今の怜士の話を聞いたら、自分のしたことは限りなく、今泉の家族を危険に陥れることだった。


自然にうつむき加減になる。


「怒っているわけじゃない」
「うん」


怜士はぐしゃぐしゃと麗華の髪の毛をかき回した。


その手を落として、麗華の手を包むようにした。


料理の修行での切り傷や火傷の跡が目立つ。


今までそういうことを一切やってこなかったのだから、短期間でここまで作れるようになったのは、相当努力してくれたのだろう。


「ありがと」


うふふと麗華は含み笑いをもらした。
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