Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
「や・・」
やめてと言いかけて、怜士の胸に引き戻された。
「むり・・・というか、やだ」
先手を打たれる。
そのまま静かに抱きしめている。
麗華が軽いパニックになっているのを、感じたからかもしれない。
やがてまたキスをしかけてくるのに、顔をそらせて逃げたが、結局つかまって酔い始める。
流されるなって、この人に言われたはずなんだけどな。
ぼんやりと思う。
やがて胸の愛撫を受けると、その気持ち良さにどうでもよくなって、なすがままに受け入れる。
驚かせたと思っているのか、長い時間をかけて柔らかに穏やかに抱かれた。
それでも終わった後は、怜士にしがみついて、しばらく息を弾ませていた。