契りのかたに君を想ふ
………………………
宿に帰ると私は"あるもの"の制作に励んでいた。
そしてそれが完成すると彼の部屋へ向かった。
スパンッ
絵美「晋作いる〜?」
高杉「コラ、勝手に入んな!それに今は仕事中だ。後で遊んでやるから待ってろ」
そう言いまるで虫を払うかのようにして私に手をヒラヒラと降った。
そして私は無言で晋作の横に座る。
絵美「あのね、晋作。これはマスクって言って体に菌が入らない為に予防するためのものなの。だから外では絶対に外さないでね」
私が真面目にそう言うと彼は文机に向けていた体を私の方に向けた。
高杉「俺は…病気になんのか?」
彼にそう言われた時私は総司の時と同じようにハッキリ言った。