契りのかたに君を想ふ
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絵美「美味しい〜!」
吉田「晋作が余計な事言うから…団子だけで良かったのに。蕎麦代は晋作ね」
高杉「じゃあ団子はお前な」
絵美「2人とも連れて来てくれてありがとー!」
2人は絵美の見せるあどけない笑顔につられて自然と頬が緩んだ。
絵美「ねぇ、何でみんな私なんかが欲しいの?未来から来てるなんて言ってるけど大した知識はないし、顔も良くないし、髪色だってこの時代の人達からしたら変でしょ?なのに何で私なんかを?」
新選組のみんなに慶喜、長州の人達。
私はそこら辺の町娘と何ら変わりないはずよ?
そりゃ、幹部並みの体力はあるよ?
でもそこを除けばそこらへんのの子達と変わんないでしょう。
高杉「まぁ、単純に先の世の奴の考え方が必要だと思う奴もいるだろうし、俺や稔麿のようにお前自身を気に入ってる奴もいるだろ」
絵美「私自身?何の取り柄もないのに?」
吉田「絵美は自覚してないだけでみんなが惚れ込む要素はたくさんあるよ?」
無自覚め…。
と、恨めしそうに私を見つめる高杉と吉田。
高杉「まだ出会って数日の俺や稔麿がたくさんお前の良いところを見つけているんだ。と言うことはまだまだお前の良いところはこれからたくさん出てくる」
絵美「そうなのかな〜」
内心、私は凄く嬉しかった。
お世辞とは分かっていてもやらり褒められて悪い気はしない。
絵美「さ、早く食べて帰ろう!」