いつも恋して・・・
梨佳子は選んだ会社に電話をしていた。


「あさってですね(^-^)分かりました宜しくお願い致しますm(_ _)m]


1件面接を受けれる事になった。


『頑張るぞぉ~』


梨佳子は仕事の事となると、つい張り切ってしまう!


♪~♪~


(?)


「もしもし」


「橋本です。」


『・・・( ̄□ ̄;)?!えっ~~~~』


「お久しぶりです、お元気でしたか?」


電話番号を変えたのに、突然携帯電話から聞こえてきた橋本さんの声に梨佳子は持っている物を落としそうになった。


「・・・・元気です。」


「橋本さんもお変わりないですか?」


「すいません・・・お母様が、うちの母とお話しているのを聞いてしまって・・・梨佳子さんから全く連絡がないとおっしゃってたので・・・つい気になったものですから(TOT;)」


「そうですか・・・こちらこそスミマセンm(_ _)m」


「会社も辞めてバタバタしていたものですから、なかなか家に連絡できなくて・・・」


「そうですか・・・元気な声なので安心しました。」


「ご心配おかけして申し訳ありません(-_-;)」


「また落ち着いたら、お家の方にも連絡してあげて~すごく心配なさってたから・・・」


橋本さんのいい人ぶりは健在だった。


梨佳子は申し訳なく電話を切って、


『家にも連絡しないと・・・』


分かってはいても、家に電話するとなると受話器が重くて動かなかった。



『仕事が決まってからにしよ~(-0-;)』


思い受話器を途中まであげて元に戻した。
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