いつも恋して・・・
「休憩はいらない・・・忙しくしていないと気が狂いそうだ=3」


伊藤は廉の正直な気持ちなんだろう・・・そう思って忙しく予定を入れていた。


廉は入れられた予定をまるでロボットのように、ただひたすらこなすだけ=3



「連絡は?!」


廉は口癖のように、伊藤に問いかける。」


無駄だと分かっていても・・・・



「お車が参りました。」


梨佳子のいない1日は24時間とは思えないほど長い・・・


何時間経ったのか・・・何日経ったのか・・・


梨佳子が戻って来るのでは・・・と廉は住まいをマンションに移した。


入れられた予定をこなし、マンションに戻ったらベッドに倒れこむ=3


こんな暮らしを何日続けたらいいのだろう・・・


廉は気が遠くなりそうだった。


生活・・・・・?


生存・・・・・?


体は究極に疲れているのに全く眠たくならない・・・・


毎日少しのお酒を口にしてから眠る。


・・・・Um・・・・


毎日同じ時間に起きて同じ時間に出勤をする。


そんな日が何日も続いた。



♪~♪~

「もしもし・・・」


「伊藤・・・すまないが午前中の予定をキャンセルしてくれないか・・・


「ハイっそれは何とかできますが、何か?」


「梨佳子の実家に行ってみるよ・・・もしかしたら俺が行くと皆に迷惑がかかる事になるかもしれないが・・・このまま梨佳子を行かせたままでは納得がいかないんだ(;_:)」


「分かりました、お車を回しておきます。」
< 229 / 257 >

この作品をシェア

pagetop