いつも恋して・・・
今戻ったら、自分も廉も楽になれるのではないだろうか・・・


2度と会わないと硬く誓ったのに、もう緩んできた。


廉の名前を聞いただけで涙が・・・。


梨佳子の我慢もMAXになりつつあった。



廉は身支度をして梨佳子の実家に向かった。


ご両親には居場所をいっているはず・・・


廉さ探させている方は、手詰まりで梨佳子の両親を頼る他なかった。


『何からどう話せばいいのか・・・』


廉の頭の中にグルグルと色んな言葉が回る。


考えもまとまらない間に到着した。



ピンポン”


大きく息を吸って、


インターホンを押した=3


廉の手は少し震えていた。


「はいっ(^-^)」


中からは、梨佳子に少し似た母親が出てきた。


「先日お電話させていただきました田畑と申します。」


廉はいかにも社長という品のある綺麗な姿勢で挨拶をした。


「はい・・・・何か・・・?」


「梨佳子さんの事で少しお話をさせていただきたいのですが・・・」


「?????」


梨佳子の母親は廉の訪問に少し驚いていた。


といいうより、梨佳子の知り合いで男性が訪れるという事に驚いた=3


「・・・・どうぞお上がりくださいm(_ _)m」


丁重に家に迎え入れた。



「どうぞ・・・」


廉は客間に通された。
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