いつも恋して・・・
「初めまして・・・田畑と申します。」
廉は母親に名刺を出した。
「梨佳子の会社の社長さんですね~」
「ハイッ」
「・・・・っで、社長さんが何か?」
「・・・・。」
廉は一度唇にギュッと力を入れて、
「私は梨佳子さんとお付き合いをさせていただいておりました。」
廉は一言目に梨佳子との付き合いの事を話した。
「・・・・。」
廉は梨佳子が留学するに至るまでの話を包み隠さず話をした。
母親は梨佳子が橋本との見合いを断ってまで『好きな人がいる・・・』
と言った娘の相手がこの人なのだと、廉の顔を改めてジッと見直した。
「社長さん・・・」
「内容はよく分かりました。」
「ただ・・・」
「梨佳子ももう大人です。あの子が決めてあの子が選んだ道ならば私達はそれを応援しようと思います。」
「ですから・・・」
「お願いしますm(_ _)m」
廉は母親に頭を下げた。
「社長さん・・・結局娘はアナタのせいで海外に行かないといけなくなったのですから、そっとしといてやってください=3」
何度も頭を下げる廉にピシャリと言い放った。
母親は立ち上がって、廉に帰るように仕向け、
「・・・。」
「突然お邪魔させていただいてスミマセンでしたm(_ _)m」
廉は深々と挨拶をして梨佳子の実家を後にした。
『いい人なんだろうけど・・・』
廉は母親に名刺を出した。
「梨佳子の会社の社長さんですね~」
「ハイッ」
「・・・・っで、社長さんが何か?」
「・・・・。」
廉は一度唇にギュッと力を入れて、
「私は梨佳子さんとお付き合いをさせていただいておりました。」
廉は一言目に梨佳子との付き合いの事を話した。
「・・・・。」
廉は梨佳子が留学するに至るまでの話を包み隠さず話をした。
母親は梨佳子が橋本との見合いを断ってまで『好きな人がいる・・・』
と言った娘の相手がこの人なのだと、廉の顔を改めてジッと見直した。
「社長さん・・・」
「内容はよく分かりました。」
「ただ・・・」
「梨佳子ももう大人です。あの子が決めてあの子が選んだ道ならば私達はそれを応援しようと思います。」
「ですから・・・」
「お願いしますm(_ _)m」
廉は母親に頭を下げた。
「社長さん・・・結局娘はアナタのせいで海外に行かないといけなくなったのですから、そっとしといてやってください=3」
何度も頭を下げる廉にピシャリと言い放った。
母親は立ち上がって、廉に帰るように仕向け、
「・・・。」
「突然お邪魔させていただいてスミマセンでしたm(_ _)m」
廉は深々と挨拶をして梨佳子の実家を後にした。
『いい人なんだろうけど・・・』