《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★
「あのイケメンじゃダメだって。おにいさんでないとさ〜」
「なんで、俺なんだ?」
三津子が呆れ顏を見せた。
「なんでかって? あたしが聞きたいよ。イケメンカリスマは、鈍感過ぎでしょう
」
「真田さん、お茶をどうぞ」
末子は、ひとり落ち着いていて、 湯呑みをコタツの上に置いた。
「……どうも」
よくわからないが、無理に連れてこられた秀馬には、鈍感と言われて怒ることも許されず、帰る自由も無いらしかった。
「アレが寝てないのは、いつから?」
コートを脱いでコタツに入ってお茶を飲み秀馬は、向かい側に座る三津子に聞いた。
「火曜日から」
「食べなくなったのは?」
「火曜日から」
ーーー全て火曜日からか。
「全ては、コレのせいだと私は睨んでるね」
三津子がコタツの上にバン! と音をたて雑誌を置いた。