《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★
「良くそんなに食べられるな」
「甘いものは、別腹ですから」
一般的なコーヒーショップや喫茶店の類が混んでいたため、仕方なく入ってみたスイーツバイキングの店。
テーブルには、全種類のケーキが並んでいた。
「凄い! 美味しいです。幸せ!」
喜んでがっつく一子をあ然としてみている秀馬。
「今そんなに食べたら、パーティーで食べられないだろう?」
「まさか、食べられますよ」
「凄いな。一体その体のどこに、溜め込んでるんだか」
「このミルフィーユ、絶品です。真田さんも食べます?」
「いや、俺は甘いものが大好きって男じゃないから……歩は甘いもの好きだから、今度は歩と来ればいい」
フォークを口に入れたまま、固まる一子。
ーーー何かというと歩が……って歩さんの話ばかりするけど。そんなに私と歩さんをくっつけたいのかなぁ。