《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★
「セフレにしてやって」
突拍子もない三津子の言葉に、そこにいた全ての人が凍りついていた。
「セフレ……」
苦笑いする秀馬。
「や! バ、バカ三津子!」
一子は、勢いよく秀馬の前に立っている三津子の腕を引っ張った。
呆れたような顔した不二子が、三津子に言う。
「セフレってのは、ん〜どうだろう? 三津子。一子姉は、もう30だよ。あんたが男なら、そんな女をセフレにしたい?」
「しないかな。でもさ〜女は30からとか言わない?」
「ないない。どうしたって男は、若い子のが好きだから」
もっともらしく語る不二子。
「やっぱり? 不二子姉んとこの茂さんもそお?」
「あ〜うちの旦那? あれはさ〜」
三津子と不二子が、男について語り合いはじめたので、その隙をついて一子は秀馬の腕を引っ張った。
「真田さん! 今のうちに」
まるで、逃げるみたいに一子は秀馬の腕を引っ張って走り出していた。