《大.落》♥ やらかしちまって!〜眠り姫★
結構、走り続け一子はようやく走るのをやめた。息を弾ませる一子に、同じく息を弾ませた秀馬が言う。
「いい加減……はぁ、はぁ……手を……離せ」
「あ、はい、……すみません……」
キョロキョロと辺りを見回す一子。
「ここ、どこだろ……」
「なんだと? あんた、わかんないで走ってたのか?」
「はい、だって……」
ーーーセフレとか……恥ずかしいことを三津子が言うから……。
「どうしよう」
「……スマホで調べる」
コートのポケットからスマホを取り出す秀馬。
「ああ、その手がありましたね。ははっ」
スマホを操作をする秀馬。
「あの、妹がすみません。いろいろと変なことを言って……気にしないでくださいね……ははっ」
「俺が」
スマホの画面を見たままで呟く秀馬。
「え?」