気づいたら……♡♡


それから、優斗くんがタクシーを呼んでくれて一緒に帰った。
タクシーから、降りたときまた、倒れそうになったのを助けてくれた。


『大丈夫だって、いってんじゃん』

と言うと

『そんな体で大丈夫とはいいません!』

と強く言われた。
確かにそうだけどって思った。

『そういえば、今日どっちか帰ってくるの?』って優斗くんに聞かれた。

『いや、今日はひとりだよっていった』

『まじか、1人で大丈夫?』

『大丈夫だよ』

そうそっけなく返した。

そうして、優斗くんに手を振っていた。

優斗くんが、帰り際に
『星がきれいだよ』
っていっていたので、上をみあげるた。

そしたら、また目の前が真っ暗になって、気づいたら家のなかにいた。

誰が連れて入ってくれたのかなって
思った。
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