少しずつ、見えるミライ
「こんなキッカケでもなきゃ、未だに来れてないかもしれない。」
「.....キッカケ?」
「うん。」
修ちゃんは、手を握りなおすと、軽くため息をついて、視線をテーブルに移した。
その様子からすると、あんまりイイことじゃないんだよね.......
「俺、転勤が決まったんだ。来月、福岡に行く。」
「福岡?」
「うん。正直言うと、最初に未帆のところに行った時はまだ、異動が出るかもよっていう噂だけだったんだ。だけど、もう内示が出ちゃったから、向こうに行く前に、どうしても未帆に気持ちを伝えておきたかった。」
「それって.....。」
「もし、俺の気持ちを受け入れてくれるなら、一緒に来てほしい。」
「えっ......。」
「急で申し訳ないけど、考えてみてくれないかな。」
「.......。」
話が急展開過ぎて、もう頭の中がグチャグチャだ。
一つ一つの項目がディープ過ぎて、きちんと理解が出来ていない気がする。
だけど、修ちゃんがそれだけ真剣なんだってことだけは、今の話でよくわかった。
だから、やっぱり適当な返事をするのは良くないんじゃないかと思う。
納得が行かない離婚をさせられたはずなのに、修ちゃんは私をこんなに思っていてくれた。
それはものすごく嬉しかったし、そう言われて気持ちがグラつかないと言ったら嘘になる。
「.....キッカケ?」
「うん。」
修ちゃんは、手を握りなおすと、軽くため息をついて、視線をテーブルに移した。
その様子からすると、あんまりイイことじゃないんだよね.......
「俺、転勤が決まったんだ。来月、福岡に行く。」
「福岡?」
「うん。正直言うと、最初に未帆のところに行った時はまだ、異動が出るかもよっていう噂だけだったんだ。だけど、もう内示が出ちゃったから、向こうに行く前に、どうしても未帆に気持ちを伝えておきたかった。」
「それって.....。」
「もし、俺の気持ちを受け入れてくれるなら、一緒に来てほしい。」
「えっ......。」
「急で申し訳ないけど、考えてみてくれないかな。」
「.......。」
話が急展開過ぎて、もう頭の中がグチャグチャだ。
一つ一つの項目がディープ過ぎて、きちんと理解が出来ていない気がする。
だけど、修ちゃんがそれだけ真剣なんだってことだけは、今の話でよくわかった。
だから、やっぱり適当な返事をするのは良くないんじゃないかと思う。
納得が行かない離婚をさせられたはずなのに、修ちゃんは私をこんなに思っていてくれた。
それはものすごく嬉しかったし、そう言われて気持ちがグラつかないと言ったら嘘になる。