しろっぷ
 と、呑気な声出しながら帰ってきたゆかり。
 しかし、その人物はゆかりをチラッと見ただけど、目線は真紀の方に戻す。
「あ、あなた彼氏さん?」
「真紀ちゃん、真紀ちゃん〜」
「あ、真紀寝ているだけだよ?」
「・・・え?寝ている?倒れちゃったんじゃあ?」
「ああ、それを電話したの私。真紀が倒れるように眠ったって言おうとしたら、貴方が電話切っちゃって」
「な、何て人騒がせな。悪ふざけにも限度が・・・」
「甘い!?」
 ほろ酔いのゆかりは真紀の彼氏を指差し、その場に無理やり座らせた。
 更にゆかりは買ってきたスポーツドリンクを開け、ノドを一度潤して話出した。
「あなたね〜、私が何でここにいると思ってるの?」
「何でって言われても・・・」
「あなたのせいだよあなたの。今日せっかくある人と親密な時間が出来るはずだったのに!!」
「は、はあ・・・」
「何?母親が結婚したらダメだから結婚しない?バッカじゃないの?」
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