しろっぷ
 ゆかりは更にスポーツドリンクを一口。
 真紀の彼氏はゆかりの何ともいえない威圧感に少々引いており、チラチラと真紀が起きるのを期待。
 けど、真紀はよほど疲れているのか、とても今すぐ起きそうな気配などなく、呑気な様子で熟睡中。
「聞いてんの私の話?」
「き、聞いてます!!」
「彼氏!?えっと・・・」
「名前・・・ですか?名前は武彦と申します」
 武彦なる人物は年齢の割には年上に見られそうな顔をしていて、頼り甲斐がありそうな男であった。

 真紀はこんなやつがいいのか?
 真紀の性格は変だけど、イケメンを見る目は確かだったのにな・・・。
 コイツ、35点。

 そんな酷評をしている場合ではないと気づいたゆかりは、本題に入った。
「武彦!お前は真紀が嫌いなのか?」
「それは・・・・・」
「ハッキリしろ!!好きor嫌い?」
「好き・・・です!!」
「オーーー!?好きなんだ真紀のこと」
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