しろっぷ
「冗談だよ冗談」
 司はオレンジジュースを二つ頼み、ダーツの矢を借りて、ゆかりをテーブルに案内。
「ダーツしたことある?」
「私は501ならしたことある」
「公式のやつがわかるなら問題ないね。じゃあ先攻もらい〜」
 司は3本のダーツを手に持ち、2本は左手、1本は右手に持ってゲームを始めた。
 トゥ、トゥ、トゥ。
 ダーツの矢は20のトリプルとシングルに2本、5のトリプルに1本刺さり、残り406点。
「つーちゃん上手だね」
「まあね〜。今回は勝ちをもらったな」
 司は矢を抜き、その矢をゆかりに手渡した。

 ここはちゃんと勝ちを譲った方がいいよね?
 でも、ダーツだけは誰にも負けたことないんだけど・・・。

 ゆかりはボーリング以外にその時付き合っていた彼氏の影響でダーツにハマっていた時期があった。
 しかし、そのダーツにハマりすぎたゆかりは彼氏そっちのけになるほど没頭。
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