しろっぷ
 だが、真紀で人を見る目がないことが証明されていることもあり、自身で選ぶ自信がない。

 やっぱりここは『しろっぷ』に頼った方が1番なのかな?
 他人なら自分で決めた方がいいとか言えるけど、いざ自分になるとなかなか・・・。

 アレコレと自問自答した頭は、ますます冴えて働いてしまい、寝ようにも寝れない時間が無情にも続く。
 ブゥーン、ブゥーン。
 と、バックに入れていたスマートフォンが突然鳴り出したのでソファーから身体を起こす。
 誰だろう?
 バックの中からそれを取って、相手を確認。
「?」
 ゆかりは恐る恐るその電話を出ると、その電話の相手は意外な人物からだった。
< 214 / 306 >

この作品をシェア

pagetop