しろっぷ
 はい武彦ちゃん終了〜。
 このことは真紀に言ったら、また面倒なことに巻き込まれそうだからやめておくか。

 ゆかりは優香里の頼んでくれたレモンティーをすすり、早くこの自体が終了するのを待つ。
「橘さん、この人とどう知り合ったんです!?」
「た、橘さん!!」
 武彦はゆかりを喋らせないよう席を立つ。
 だが、優香里の人にらみで身体が膠着したみたいに動かなくなり、席についた。
「友人がこの方とお付き合ってまして・・・」
「え!?お付き合い?いつ頃からかわかりました?」
「えっと確か、4ヶ月前に友人と一緒に合コンに行った時にお会いを」
「ってことは私とはまだ離婚していない時にもう他の人と・・・」
「それから1週間くらいにその友人から付き合った写真を見せられましたっけ」
「た、橘さん〜」
 武彦はこれ以上ゆかりが余計なことを言わないよう、再度席を立ち、無意識にゆかりの服を掴んだ。
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