君愛。
「由美ちゃんはさ、雄大のどこに惚れたの?」




圭太さんの言葉に、私の頰は分かりやすいくらいに真っ赤に染まったのが分かった。



「優しいな、って。」



それしか恥ずかしさで言う事が出来なくなり、そんな私を見て圭太さんが笑う。



「ははっ、可愛いね。由美ちゃん」



可愛いなんて、雄大以外の人に言われたのは久し振りだったからどこか照れ臭い。



「ありがとうございます。」



小さく笑って私は圭太さんにそう言った。



すると、あっという間に病室に着いていて2人で中へ入る。


「じゃあ、また。」



私と圭太さんはすぐに、お互いのベッドへと戻った。



雄大のどこが好き、か。



あんまり考えた事なかったな。



気が付くと私の意識は、眠気によって奪われていった。
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